泣く理由は子供の成長の証でもあります
歯医者に怒られたという経験を持つ親御さんや子供がかつては少なくありませんでした。歯科医だけでなく歯科衛生士や受付などクリニックのスタッフからも怒られ、親御さんが平謝りしているのをみて、子ども心にも歯医者が怖い、怒られに歯医者に行きたくないという気持ちを助長していることもあるのです。
歯医者嫌いは、歯科医と患者双方の努力によって克服しましょう
歯医者に怒られたという経験を持つ親御さんや子供がかつては少なくありませんでした。歯科医だけでなく歯科衛生士や受付などクリニックのスタッフからも怒られ、親御さんが平謝りしているのをみて、子ども心にも歯医者が怖い、怒られに歯医者に行きたくないという気持ちを助長していることもあるのです。
子どもが歯医者に行きたがらない理由の一つとして、歯を削る際に感じる痛みや機械の不快感があまりにも強いからです。そこで、ひとつの解決策として挙げられるのが「削らないむし歯治療」です。 サポライトやカリソルブによるむし歯治療は、現状課題もありますが歯科治療に取り入れられています。
今後歯科医の差別化が様々な分野で進むと思われます。初回は診察・治療を行わないで子どもとお話しだけで取る場合もありますし、同じむし歯でもクリニックによって治療方法が大きく変わることも出てきます。 そして子どもの頃に歯について良い習慣を身につけることは、社会全体で取り組むべき課題にもなっています。
そもそも子どもが泣くというのはなぜでしょうか?
まず実際に泣かない子どもはいません。生まれたときに赤ちゃんは元気な泣き声を聞かせることで、自分で呼吸ができている事を周囲に知らせます。その意味で赤ちゃんにとって泣くことは、まさに命に関わることなのです。
そののち、0歳児は自分のからだが不快な時、1歳児は思い通りにならない時、2歳児は上手にできない時、3~4歳児はお友達とのトラブルの時等で、泣くことがあります。泣く理由によって子どもも成長しているのです。そして特に赤ちゃんの頃は、泣くことは生きるためのメッセージでもあるのです。
もちろん痛くて泣くのは、子どもに限らず大人でもあります。泣く気はなくても痛くて表情がこわばったときに、涙腺が刺激されて涙が出てしまう場合もあります。
3~4歳の子どもが泣く理由として端的に表していると思われるのが、「泣いたらどうにかなると思っていた」ということでしょう。子どもが歯医者の治療中に泣く理由も、泣けばいやな治療も止めてくれると思うからでしょう。
気持ちを上手く伝えられない幼児が泣くのは、泣くことでしか自分の嫌だと感じている気持ちを表すことができない時がほとんどです。その意味で子どもが泣くこと自体を、極端に気にすることはなく、泣く回数を徐々に減らせるようにすれば良い話です。
しかし児童虐待の問題の影響で、子どもが泣いていると虐待をしているのではないかと疑われてしまうという不安もでています。
その意味で子どもが泣くことに、社会全体としてあまり無関心でもいられなくなってきてもいます。
南青山にある矯正歯科では、患者が不安に感じている事を丁寧に伺って解決に向かいます!