子どもが泣かない!喜んで通ってくれる歯医者を選ぶコツとは

歯医者嫌いは、歯科医と患者双方の努力によって克服しましょう

親子で歯科医に怒られた経験

そもそも子どもが泣くというのはなぜでしょうか?
まず実際に泣かない子どもはいません。生まれたときに赤ちゃんは元気な泣き声を聞かせることで、自分で呼吸ができている事を周囲に知らせます。その意味で赤ちゃんにとって泣くことは、まさに命に関わることなのです。
そののち、0歳児は自分のからだが不快な時、1歳児は思い通りにならない時、2歳児は上手にできない時、3~4歳児はお友達とのトラブルの時等で、泣くことがあります。泣く理由によって子どもも成長しているのです。そして特に赤ちゃんの頃は、泣くことは生きるためのメッセージでもあるのです。
もちろん痛くて泣くのは、子どもに限らず大人でもあります。泣く気はなくても痛くて表情がこわばったときに、涙腺が刺激されて涙が出てしまう場合もあります。
3~4歳の子どもが泣く理由として端的に表していると思われるのが、「泣いたらどうにかなると思っていた」ということでしょう。子どもが歯医者の治療中に泣く理由も、泣けばいやな治療も止めてくれると思うからでしょう。
気持ちを上手く伝えられない幼児が泣くのは、泣くことでしか自分の嫌だと感じている気持ちを表すことができない時がほとんどです。その意味で子どもが泣くこと自体を、極端に気にすることはなく、泣く回数を徐々に減らせるようにすれば良い話です。
しかし児童虐待の問題の影響で、子どもが泣いていると虐待をしているのではないかと疑われてしまうという不安もでています。
その意味で子どもが泣くことに、社会全体としてあまり無関心でもいられなくなってきてもいます。